【楽天×マクアケ】「効率化」の時代に、あえて「出会いとストーリー」を。新たなお買い物体験『Diggly』誕生の裏側

【楽天×マクアケ】「効率化」の時代に、あえて「出会いとストーリー」を。新たなお買い物体験『Diggly』誕生の裏側

買い物がかつてないほど便利になり、欲しいものがすぐに見つかる時代。しかしその一方で、「未知の魅力的なものと偶然出会うワクワク感」の価値も再認識されています。
2026年4月22日、「楽天市場」の中に、作り手の情熱や商品のストーリーにフォーカスした特設ページ『Diggly(ディグリー)』が誕生しました。

マクアケでは2025年に「Makuake」でデビューした新商品の一般販売フェーズにおける販路拡大を支援するため、「Makuake STORE 楽天市場店」をオープンしました。
出品や販売・物流を代行し、事業者様が商品開発や事業拡大に集中できる環境を整えています。

今回誕生した『Diggly(ディグリー)』内の「アイテムストーリー」「次世代アイテム」等のコーナーにおいて、「Makuake STORE 楽天市場店」で販売中の商品を中心に、商品の開発秘話や作り手の想いを紹介するストーリーコンテンツを展開していきます。

「Diggly」URL:https://event.rakuten.co.jp/diggly/
Makuake STORE 楽天市場店 URL:https://www.rakuten.co.jp/makuake-store/
本連携に関するプレスリリースURL:https://www.makuake.co.jp/5312/

生活者に「出会いと共感」を軸とした新たなお買い物体験を届けたいという共通の理念のもと連携に至った「楽天市場」と「マクアケ」それぞれの担当者に、熱い想いを語り合っていただきました。

 

写真右:小林 慶一郎氏(以下、小林氏)
楽天グループ株式会社 市場編成部 ウェブプロデューサー
1993年 長野県長野市出身
2021年 楽天グループ株式会社へ中途入社
Digglyの企画・制作担当
ウェブプロデューサーとして楽天市場のイベントページの制作を行う。

写真左:市村 尚紀氏(以下、市村氏)
楽天グループ株式会社 店舗グロース課 ブランドグロース第三グループ Vice Manager
1994年 神奈川県横浜市生まれ
2020年 楽天グループ株式会社へ中途入社
「Makuake STORE 楽天市場店」担当ECコンサルタント。
ECコンサルタントとして楽天市場へ出店中の企業への売上拡大支援を行う。

写真中央:菊地 凌輔(以下、菊地)
株式会社マクアケ 執行役員 / グロース本部 本部長
1993年 兵庫県神戸市生まれ
2016年 関西学院大学 人間福祉学部 社会起業学科卒業
在学時に、教科書を半額以下で買えるサイト「cacicoテキスト」を立ち上げYahoo!ニュース、ITmedia等100以上の媒体に掲載。
2015年1月(株)マクアケ (旧サイバーエージェント・クラウドファンディング)へ入社し、関西支社の立ち上げ1人目として参画。
2019年12月東証マザーズ上場を経験し、2022年10月より執行役員就任。

 

『Diggly(ディグリー)』とは?

「なんかイイ!がココに。」というコンセプトのもと、「楽天市場」の 5 億点以上(2025年11月時点)の商品群から「Diggly」編集部が厳選した、日常を豊かに彩る商品を掲載します。「Diggly」の名称は、「掘り出す・発掘する」という意味の「Dig」を由来としており、偶然の出会いから生まれる新しい購買体験を提供します。
本ページでは、商品の掲載に加えて、ユーザーがその商品への愛着を深め、購入後も長く愛用したいと思えるような豊かな購買体験を提供するため、商品の開発秘話や作り手が商品に込めた想いを紹介するストーリーコンテンツを多数掲載し、雑誌を読むような体験を EC 上で再現します。また、キーワードから商品を紹介する「今月のワードチョイス」などテーマや切り口別のコンテンツを設けるほか、各商品ジャンルの仮想店長キャラクターが独自の目線で商品を紹介する「Diggly World」など、ユーザーが「検索」をせずとも多種多様でユニークな商品に出会えるページ設計となっています。

 

 

両社を結びつけた「お買い物の楽しさ」「作り手への想い」への共鳴

ーまずは『Diggly』の企画が立ち上がった背景から教えてください。

小林氏:今回の企画がスタートする前から感じていたことなのですが、現在世の中のECサイト全体で最適化が進み、お買い物がしやすくなっています。それはとても良いことなのですが、「欲しいものを見つける場所」から、どちらかというと「すでに欲しいと思っているものを買う場所」になりつつあると感じていました。「効率重視」の裏側で、「買い物の楽しさ」を追求するのが少し難しくなっているのではないか、と。
楽天は創業時から「Shopping is Entertainment!(ショッピング・イズ・エンターテイメント)」というコンセプトを掲げています。AIによる効率化が重視される今だからこそ、原点に立ち返ってユーザー様に「楽しさ」を届ける方法はないかと考えていました。
そんな時に「Makuake STORE 楽天市場店」がオープンし、マクアケさんとお話しする機会がありました。「Makuake」は元々知っていて、私自身も、マクアケさんの「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンに非常に共感していました。ただ効率的に良いものを並べるだけではなく、楽天ならではのエンターテイメント性を盛り込み、「Makuake」発の魅力的な商品をさらに楽しく見せる方法を考えた結果、今回の『Diggly』に行き着きました。

市村氏:私も、自分が知らなかった新しい商品に出会った時の「楽しさ」はすごく大きいと感じていました。「楽天市場」をご利用いただいているユーザー様にもその体験をもっと届けていきたいと考えていたので、マクアケさんとは通ずる部分が非常に大きいと思っていました。

菊地:我々マクアケ側にも大きな課題がありました。マクアケでは創業以来、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を通じて商品の「デビュー」には向き合ってきましたが、その後の「商品を継続的に販売・流通していく」ことに課題を抱える事業者様に対して十分な価値を提供できていませんでした。「楽天市場」に出店したいけれどハードルを感じていたり、EC運用の専門的なノウハウを持ち合わせていなかったりして、「Makuake」では上手くいったのにその後が繋がらないという現状がありました。
これをマクアケだけで解決するのではなく、楽天さんと一緒に取り組むことでが、志あるものづくりをされている事業者様に一番価値を発揮できるのではないかと思ったのがきっかけです。
この話を楽天さんにさせていただいたところ、「楽天の原点は日本の中小企業を元気にすることだ」と本当に真っ直ぐな目でおっしゃっていて。「Shopping is Entertainment」というコンセプトに共感するとともに、その想いがすごく嬉しくて、こういう想いを持った方々と手を取り合えたら大きな取り組みになるぞ、と感じました。

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「ウィンドウショッピング」「実店舗の奥行き」をどうWEB上で再現するか

ー従来の「楽天市場」の「検索のしやすさ」とはあえて逆を行くような、「読み物」のような没入感のあるページを作ることは新たな試みかと思いますが、苦労した点はありましたか?

市村氏:私は普段「ECコンサルタント」という役割で出店店舗様を担当しているのですが、社外の方とアライアンスを組むような取り組みは通常別部署が担当しているので経験がなく、最初は初めての体験ばかりでした。「こういうこともあるんだ」という学びになった経験が多く、大変だったというより、良いものを一緒に作り上げられて良かったという思いの方が強いですね。

小林氏:私も、前提として想いが共通していたので、進め方自体に苦労はありませんでした。一方デザインの面で言うと、「実店舗のようなお買い物体験をWEBに落とし込む」ことをコンセプトにしました。何を買うでもなく見て回る「ウィンドウショッピング」の楽しさをWEBでも実現したかったのです。ただ、効率性(お買い物のしやすさ)を損なってはいけない。それを両立できている事例はほとんどありませんでした。
そこで、実際にいろんな実店舗を見に行って、ひたすら口に出しながら気付きを集めました。例えば、実店舗だとコーヒー豆の横にコーヒーカップが売っていて、さらにコーヒーを飲む時に読む「おすすめの小説」まで並んでいたりします。実店舗なら違和感がないですが、WEB上で食品・キッチン用品・本など全く違うカテゴリーのものを並べると雑然としてしまう。実店舗のような「シチュエーションごと」の売り方を、どうWEBに落とし込むか試行錯誤しました。

菊地:店舗なら自然と目に入ってくる「商品配置の奥行き」も、平面情報のWebではページや階層を切り替えないと見えないので、表現するのは難しいですよね。
だからこそ、昨年12月頃に最初のラフが上がってきた時は本当に驚きました。早い段階から「これこれ!」というページが出来上がっていてすごいなと思いました。

市村氏:私も小林が楽天社内で報告するミーティングで初めてあのUIを見た時は、その場で「おおー!」とすごく感動しました。

小林氏:出店店舗様の商品をお預かりする以上、ビジネスとしても成立させる必要があるので、ユーザー様に支持してもらえるように、これからが勝負だなと思います。

ー『Diggly』の中で、特にこだわったポイントやおすすめのコンテンツはありますか?

小林氏:『Diggly』の一番の見どころは各商品の魅力だと思っていますので、まずはそれを多くの方に知ってほしいです。更にデザイン面で言うと『Diggly World』という、スマホをスワイプしてぐるぐる動かしながら3Dの惑星を回して店舗を探すUIがあります。自分で探して商品を見つける体験は私の知る限り他にはあまりないUIだと思うので、楽しみながらページを見ていただきたいです。

菊地:私も『Diggly World』には特に感動しました。あと、雑誌を読むような感じで1つの商品のバックストーリーを紐解いて紹介していくメディアコマース的な記事コンテンツも新しいですよね。通常は店舗様が自分たちで商品ページを作ってユーザー様に伝える形ですが、『Diggly』は第三者目線で編集が入っている。自分たちも気付いていない視点で紹介されることで、読み手により刺さりやすくなっていると思います。

小林氏:楽天市場は、店舗様の「個性」が魅力の一つだと思っていますが、店舗様の魅力を「楽天市場」の企画ページを通して届けることは難しいと感じる場面もあったので、『Diggly』の記事や紹介を入り口にして店舗様の個性にユーザー様が辿り着きやすくしたいと思っています。

市村氏:私は「もうすぐ発売」というコーナーがおすすめです。今までは「楽天市場」で予約販売にハイライトを当てる企画はあまり多くなかったのですが、ここでは「Makuake」発の新しい商品に出会えるので、楽しんでもらえると嬉しいです。

事業者がものづくりに集中でき、より良いものを生み出せるように。そして『Diggly』で多くの人に届くように。

ー 最後に、これから新しいものづくりに挑戦しようとしている事業者様に向けて、この取り組みを通じてどんな価値を提供していきたいか教えてください。

菊地:ポテンシャルはあるのに「これ誰が買うの?」とお蔵入りになっているアイデアが、世の中に存在している商品の10倍、100倍以上眠っているんじゃないかと思います。すごくもったいないことです。
マクアケとしては、新商品をデビューさせて終わりではなく、その商品が継続的に売れることでユーザー様からの声が集まってきたり、事業者様が利益を伴って成長できたりして、「また新しい商品を作ろう」という良い循環を生み出していきたいです。
売るために必要な作業は効率化して、更に「Makuake STORE」がそこを担わせていただくことで、事業者様には「事業者様にしかできないこと(=ものづくり)」に向き合える環境を提供したいと思っています。ゼロからものを作り出すことは私たちにはできないからこそ、事業者様が安心してものづくりができるようにしたい。そうすれば、生活者に豊かな体験を提供する商品がもっと世の中に溢れるのではないかと考えています。

小林氏:商品には作り手の想いが詰まっています。「ストーリーを知って愛着を持って買う」ことをカルチャーにしていくため、文字にしても伝えきれない、収まりきらないその情熱をしっかり伝えていくのが我々の使命であり、『Diggly』はその第一歩です。
今後『Diggly』に載せたいから「Makuake STORE」に出店しよう、という事業者様が増えて、『Diggly』から良い商品がどんどん世の中に広がっていく、という循環ができたらいいなと感じています。

市村氏:「楽天市場」では出店店舗様をエンパワーメントし、ユーザー様により良いお買い物体験を提供してきましたが、「お得に楽しく」という価値に加えて、「新しい商品との偶発的な出会い」も提供できるよう、現在取り組んでいる最中です。事業者様には『Diggly』を新しいユーザー様に出会えるチャンスとして使っていただきたいですし、作り手のストーリーや想いを、ぜひ「楽天市場」と『Diggly』という仕組みを使って、たくさんの方に届けていただければと思っています。

 

今後もマクアケは、本質的な価値を届けるお買い物体験を創出するパートナーとともに、事業者の持続的な成長を後押しすることで、新商品の企画(Plan)・デビュー(Debut)・拡販(Growth)を一気通貫で支援する「PDGサイクル」を通じて「商品・サービスの企画から拡販まで生活者を知りつづけ売りつづけられる共創循環プラットフォーム」を目指します。

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