Makuake Basic PolicyMakuake基本方針

「Makuake基本方針」とは、当社の考える「アタラシイ」や「応援購入」について方針を示すもので、プラットフォームに掲載されるべきプロジェクトの考え方と基準についてスタンスを示すものです。

まず、「Makuake」のプロジェクト掲載基準として、下記3つの方針を確認しています。

  • プロジェクトの要素に「アタラシイ」があること
  • 実行者にとって「挑戦」や「ストーリー」があること
  • 基本条件をクリアしていること

1. プロジェクトの要素に「アタラシイ」があること

「Makuake」では、本サービスの特性上「アタラシイ」要素を持ったプロジェクトを掲載しています。
また「アタラシイ」とは、既存の市場におけるコンセプトや技術、デザインなどの新規性だけとは捉えていません。実行者自身や商品、サービスから、サポーターが享受する価値に明確な差異があるものも「アタラシイ」と考えます。
例えば、既存商品・サービスと比較して、使い勝手を向上させた、デザイン性を高めた、素材を変えて環境に配慮した、既存技術の組み合わせによる新たな機能性を持たせた、新たな社会的価値を感じさせるコンテンツとした、日本市場に初めて進出を果たしたなどのプロジェクトも当社は「アタラシイ」と捉えます。

また、エンターテイメント領域における活動や、スポーツ活動、社会貢献活動を世の中に広げるための新しい挑戦のプロジェクト、伝統産業や歴史ある施設・行事など、後世に残すため新しい挑戦をしているプロジェクトもビジョンに沿って「アタラシイ」挑戦と考えます。

なお「アタラシイ」とカタカナ表記にしているのは、最新のものだけでなく後世に残すべく新しい挑戦をしているプロジェクトも多くあることや、未知のワクワク感を表現したいという意図があります。

2. 実行者にとって「挑戦」や「ストーリー」があること

「Makuake」が掲げる「応援購入サービス」の特性上、通常のECサービスと異なり、実行者にはサポーターの応援を受けるに値する「挑戦」や「ストーリー」などの訴求ポイントがあるべきだと考えています。

そのため、「アタラシイ」を前提に、実行者の挑戦やストーリーを当社のキュレーターがヒアリングすると共に、プロジェクトページや、活動レポートを通じて訴求ポイントを正確かつ具体的に伝達するよう促します。
一方で、プラットフォームとして実行者に挑戦やストーリーなどの要素がプロジェクトページ上に表現できていない場合は、掲載をお断りする可能性があります。

3. 基本条件をクリアしていること

「Makuake」の運営にあたり下記基本条件を確認しています。

①法令順守

Makuake品質基準を基本とし、下記項目などに関して実行者が順守していることを確認しています。

  • 規制法令への適合がされていること(PSE・技適を含む日本流通のための基準適合)
  • 他者権利の侵害のないこと(著作権・意匠権・特許権・商標権など知的財産権の侵害)
  • サポーター誤認を招く品質表示などの不適切な表示がないこと

②社会通念に照らして不適切なプロジェクトに該当しないこと

「Makuake」においては、以下のようなプロジェクトの掲載を禁止しています。

  • 人道的観点などから社会通念上の価値観に適合しない商品
  • 故意または重過失により既存プロダクトを模倣した商品
  • 実行者が反社会的勢力に該当するプロジェクト

③他社製造製品において不適切な流通に該当しないこと

「Makuake」においては、以下のような他社製造製品の不適切な流通を禁止しています。

  • 海外商品において日本市場独占契約を締結せず、日本市場での流通を実施すること
  • 商品を製造委託する場合において、実行者が創出をした「アタラシイ」が認められない商品でプロジェクトを実施すること