研究開発技術の活用支援に取り組む「Makuake Incubation Studio」が企業の技術ブランディングを伴走支援する新サービスを開始 〜技術そのものの事業化と社会実装を後押し〜

研究開発技術の活用支援に取り組む「Makuake Incubation Studio」が企業の技術ブランディングを伴走支援する新サービスを開始 〜技術そのものの事業化と社会実装を後押し〜

株式会社マクアケ(以下、当社)は、企業の中の研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業を行う「Makuake Incubation Studio」(以下、MIS)が、技術ブランディングの伴走支援サービスである「技術ブランディングアドバイザリーサービス」(以下、本サービス)を2024年1月26日(金)より提供開始することをお知らせします。技術を活かした新商品の事業化に関する支援から、技術そのものの事業化や社会実装に向けた支援へとサービス領域を拡大し、技術革新を通じた経済発展と社会課題の解決に貢献することを目指します。

 

■本サービスの概要
企業が培ってきた研究開発技術は、様々な分野・用途への応用が可能です。MISは、そうした技術の価値を正しく伝えブランド化することで、企業が目指す、技術そのものを軸とした事業成長を支援します。技術を活用した特定の商品の販売にとどまらず、技術そのものの価値設計やその訴求を実現し、研究開発技術を企業の競争力向上につなげる取り組みです。

本サービスにおいては、技術ブランドの構築を包括的に伴走支援します。具体的には、技術の独自性を定義した上で、技術ブランドにおけるビジョン・ミッションの策定や、ビジネスシナリオの設計、広報活動のプランニングなどを行い、強いブランドを確立します。

また、本サービスで策定したブランド戦略・ビジネス戦略・広報活動の実行フェーズにおいては、MISがこれまで培ってきたノウハウを活かした支援を一気通貫で行うことが可能です。技術ブランド名の考案や技術の応用可能性をわかりやすく示すための用途(製品)企画、その実現に向けたパートナーマッチング、製品の価値設計支援、「Makuake」を活用したテストマーケティング支援、さらに広報活動の伴走支援も、クライアント企業のニーズに合わせて別途提供します。

MISは、本サービスの提供により、これまで行ってきた実行フェーズにおけるプロジェクト単位での支援にとどまらず、研究開発技術の価値向上につながる戦略策定から一貫して支援することで、日本企業の研究開発部門への一層の貢献を目指します。

 

本サービス提供開始の背景
MISは、新商品や新サービスの0次流通(一般販売(1次流通)前の流通フェーズ)の場である「Makuake」を出口として、企業の保有する独自の技術や素材を活用した新商品の企画開発から販売まで、幅広い支援を行ってきました。これまでに事業化を支援した複数の新商品が国内外のデザイン賞を受賞するなど、企業の研究開発技術を起点とした新商品の企画開発支援においてMISは高い評価を得ています。また、これらを通して培ってきた研究開発技術への理解や技術ブランディングに関する知見、出口である「Makuake」で結果が可視化されるからこその上市への強い意志とその実績について、メーカー各社から信頼をいただいています。

一方で、培った技術そのものの事業化・事業成長を目指すメーカー各社からは、特定の商品の企画・販売にとどまらず、技術の応用可能性を社会に伝えるための戦略策定に関する相談が多数寄せられてきました。多額の研究開発費を投資して生まれた技術の社会実装をいかに実現し、マネタイズにつなげるかは、日本企業の研究開発部門において重要なテーマとなっており、こうした声は年々増加しています。

こうした声に応えるべく、これまで培ってきたノウハウを体系的なフレームワークへと昇華させ、技術ブランディングの包括的な支援を開始することになりました。

 

今後も当社は、さまざまな企業の技術活用の後押しを通じ、ビジョンに掲げる「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」を目指していきます。

 

■研究開発に取り組まれる企業の声:株式会社アイシン AIR事業責任者 井上慎介
マクアケのMISチームには、我々が自動車技術の応用によって生み出すことに成功した微細な水粒子「AIR(アイル)」の価値創出から始まり、ブランド名を含めた事業の羅針盤づくり、テストマーケティングなど、新規事業化に幅広く関わっていただいていますが、感謝すべきは「全ての実行フェーズで、非常に熱い想いのこもった伴走支援をしていただいていること」、この点に尽きると思っております。

今回取り組まれるのは、今までの常識を超えた事業創出のイノベーションだと感じます。ユーザー様の価値に繋がる技術が、絶え間なく社会実装されている世界を作り出してくれることを期待しています。

 

■MIS事業責任者コメント:当社専門性執行役員/R&Dプロデューサー 北原成憲
日本の研究開発費総額は世界第3位でありながら、そこで生まれた技術がどれだけ社会に実装されているかという研究開発投資効率では、主要先進国のなかでも下位に甘んじてしまっています(※)。

経済社会課題の解決に向けたディープテックに世界中の期待が集まる中、我々MISは「技術の社会実装」に向けてこれまで培ってきた技術ブランディングの知見や幅広いパートナーネットワーク、出口である「Makuake」で結果が可視化されるからこその上市への覚悟と実績を強みに、企業が取り組む研究開発技術の社会実装を全力でサポートしてまいります。

※出典:経済産業省(我が国の産業技術に関する研究開発活動の動向-主要指標と調査データ-)
https://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/tech_research/2022_aohon.pdf

 

■「Makuake Incubation Studio(MIS)」について
企業の研究開発技術を活用した新製品の企画から「Makuake」での販売・分析までを一気通貫で並走する、当社の専門部署によるインキュベーション支援事業。「Makuake」を出口に、企業の中にある研究開発技術や製品アイデアを具体的製品やサービスに仕立て、事業として生み出すことで、新規事業開発と実践による人材育成を同時にサポートするサービスも提供しています。
URL:https://mis.makuake.com/

本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社マクアケ  広報担当
press@makuake.co.jp
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